瑞祥山法輪寺延暦

法燈の始まり

法輪寺は昭和二十四年、仁淀川町名野川(旧吾川村)に真言宗御室派寺院
として建立されました。
 初代住職は在家出身(一般人)でしたが、様々なご縁、ご支援により四国
八十八ヶ所霊場六十一番札所香園寺(愛媛県)にて、三密学園に入学。得度、加行を受け真言僧侶になりました。その頃、有志の方々により現在の地、名野川村に寺院建立の話が進み、昭和二十三年に着工されました。

一握りの灰

着工から翌年に帰郷しましたが、お寺はまだまだ未完成。とても生活できる状態ではありませんでした。
壁は障子一枚、電気はなく、生活水は谷から竹を樋にして引くところから出発しました。暖をとるにも灰が無く困り果てていたとき、近所の方が
一握りの灰を持ってきていただき暖をとることが出来たこと。そうした
数多くの心の温かさ、優しさ、人情に包まれ、力強く支えられて今日の
法輪寺があります。

檀信徒の皆様にささえられて

そして二代目住職の時には堂内拡張、水子地蔵、子安大師像建立、庫裏の増改築、富山県は老子製作所にて梵鐘を鋳造し鐘楼堂建立など、境内整備に着工。これもひとえに檀信徒、皆様のお力添えをいただいたお陰です。





新しい時代へ

令和元年五月吉日。開山七十周年を迎え、現住職三代目の晋山式(住職交代式)が執り行われました。
同年十二月、真言宗御室派総本山仁和寺(京都)にて親授式(住職任命式)に出席。正式に法輪寺住職として認められました。
お寺の歴史としてはまだまだ浅く、特別な宝物等もございません。
しかしながら御本尊不動明王の力強いお力と、法会のたびに駆けつけ、お手伝いいただける檀信徒の皆様、子安大師様の温かさに支えられて今日の法輪寺があります。
また、人々と添い、地域の為に力をつくしながら、先人たちより受け継いだ法燈を絶やすことなく、精進してまいりたいと考えております。 

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瑞祥山 法輪寺 (ずいしょうざん ほうりんじ)

御本尊  不動明王 

脇侍      子安大師・聖観音
御詠歌  ありがたや ちかいはひろき ふどうそん
             まよいをさます のりのはなやま

宗    派      真言宗御室派 (しんごんしゅうおむろは)
本    山      総本山 仁和寺 (そうほんざん にんなじ)